その振り幅に付いていきますどこまでも。

翔さん、29歳のお誕生日おめでとうございます
努力家で、いつも全力でご飯も全力で、皆を見るまなざしが優しくって、楽しむのも楽しませるのが大好きで、イケメンなのに変顔もできちゃって、その場の空気をいつも読んで必要なら仕切り屋も笑いも突っ込みもオチもどれでも引き受けてくれて…そんなあなたが皆大好きです!!

いつも忙しいとは思いますがどうかお体には気を付けて…楽しい1年となりますように。

今日、とっても素敵な昔のインタビューを見つけてすごくすごく感動したので引用しちゃいますすみません。


 

翔くんの21年

嵐の本日創刊!! Vol.21

インタビューをする側とされる側の間には、大きな川みたいなものがある。ちょっとずつちょっとずつ、向こう岸に渡るための橋を作っていくような作業を繰り返す。もう少し、というところで、その橋が崩れてしまうこともある。
でも翔くんは、最初から「手伝いましょうか?」なんて、一緒に橋を作ってくれる感じだった。
だいたいがマイペースな嵐(そこがいいとこなんだけど)。取材テーマが答えづらいものだったりして、他のメンバーからのコメントが少なかったときなどは、翔くんが最後の頼り。「コメントが少ない?そうだろうね?」なんて笑いながら、きっちり帳尻を合わせてくれる。”嵐のまとめ役”を心から感じさせる、そんなことが何度もあった。
だから、ついつい甘えてしまうんだけど、「ときには翔くんもワガママ言っていいのにな」、なんて思っていたりもして……。


――――現実的な成り立ちとして、人気と実力がいつもイコールではないことはわかってるの。でも、だからこそ、せめて自分の実力だけは文句なく備わっている状態にもっていきたいって思ってる。まだまだ、全てがこれからだけどね。
来年の春、翔くんは大学を卒業する。小学校からの友達が就職活動を始めた去年の秋ごろ、翔くんは笑いながらこう言った。
「友達から”おまえ、就職するってホント?”ってメールが来てさ。カンベンしてくれだよね」
でも本当は、STもちょっとドキドキしてた。高校生のときみたいに「卒業したらやめる」なんて思ってない?って。
だから「友達が就職活動してるのを見ても、悩んだりはしなかったよ。逆に”オレはこの仕事を頑張る”って覚悟ができた」と、きっぱり返してくれたことが凄く嬉しかった。
今の日本では、学歴は十分に”確かなもの”。でも、翔くんは、もっとずっと手ごたえのある”確かなもの”を目指し始めた。


Seventeen (2003 vol.16)