旅日記7

2011.02.13 ブエノスアイレス6日目

昨日の件は心のお掃除ですっきり片付けて起床。ただし針ネズミのように警戒は解かずにいくぜ。

午前中は骨董市へ。人が多そうでまたスリでもあったらたまらんので最小限の荷物で。しかし骨董市というより古道具市って感じで特に収穫はなし。

骨董写真館

一旦ホテルへ戻っていつもの荷物を持って、再びパレルモSOHOへお買い物。ペソを余らせてもこの後は使えないのでね。数日前にワンピース買ったお店でまたお買い物。あとはステーショナリーショップで手書き日記用のノート購入。今後はこれに書いて日本でブログ書こうかなと。

しかし日曜はどこもシャッター商店街かと思うくらい店が開いてない。3軒に1軒にくらいしかやってない。カフェはどこも盛況。

お茶してまたぶらぶらしてスーパーマーケット冷やかして、19時前にホテルへ。明日のモーニングコールとタクシーの手配をお願いして、今ここ。明日は4時起きでイグアスへ移動なので、これから荷造りしてご飯食べたら寝ます。しかし腹が減らない。昼に食べたチョリパンと大量のポテトが消化できない。

ここからはノートに書いた日記を書き起こし

21時頃から食事へ。荷造りして動いてもなかなかお腹が減らなかったのでこんな時間。でもブエノス的にはまだまだ宵の口らしくレストランもがらがら。本格的に食事するのは22時からってのは本当らしい。ぶらぶらしてるとちょっと涼しい風が吹いてて気持ちいい。過ごしやすくなってからがメインの活動時間ていうのは理にかなってるよね。逆に一番暑い時間はシエスタでかわすってことか。

レストランは毎日前を通っていたホテル近くの肉料理のお店。観光客向けに店頭で延々と炭火焼をしてて、肉を食べる時はここに来ようと何となく決めていたので。ブエノス最後の夜、今こそその時。

ふたりでアサード*11人前、サラダと飲み物(レモネード・水)を注文。量的にはほんと十分。サラダも盛り盛りでうまい。思いっきりTHE生野菜だけど。

肉は下に炭火を置いた鉄板で持ってきて取り分けてくれる。これまで食べた牛肉より少し脂身が多いのでその分やわらかく感じる。オリーブとか香辛料の入ったオイルをかけて食べる。基本的に味付けないので。炭火の香りは付いてるけどね。このオイルが好きで、この味ならワインを合わせたくなる気持ちは分かる。分かるんだが、やっぱやめとく、アルゼンチンすまん。結局ワインは一滴も飲まなかったな。

レストランのスタッフはもんのすごく観光客慣れしてる、何故だか全員おじいちゃん。目の前で肉を焼くパフォーマンス中に写真を撮ろうとしたら笑顔でカメラを奪い取って「我らと肉」の写真を撮ってくれた。自分が写ったしゃしなんて…今回初めてだよ…。

デザートにキャラメルプリン的なものを頼んだら…容赦ない量のキャラメルが…そして味は普通。レストランでもおしゃれカフェでもデザートにチャレンジしてきたけど、基本こだわりを感じない。まずくはないけどすごく普通いたって普通。甘さの種類が1種類って感じ。こだわりのパンとか、こだわりのドルチェとかには出会わなかったかな。なんか「素材の味をそのままです!」みたいなものが多い。

友はマテ茶を注文。ティーバックでがっかりしてたけどやっぱり味が好きらしい。砂糖を入れたらさらにうまいうまいと飲んでいた。確かにこの味で美容と健康が待ってるなら飲みたいね。荷物増えるから今は買わないけど。

んでお会計。やっぱり「NO TIP」を念押しされる。わかったよ、ちゃんと足すから。ってかチップって「お心付け」じゃねーのかよ強制かよ。だったらサービス料足しといてやー。と思う。昼間行ったカフェでも当然のようにお釣りが返って来なかった。いやそれチップのつもりじゃなかったんだけど。他の国行っても思うけどどうしてもこの制度には馴染めんね。22時半、ホテルに戻って着替えて就寝。

*1:アサードとは、アルゼンチンやウルグアイで食される、焼肉料理である。アサードはスペイン語で「焼かれたもの」を意味する。19世紀後半にガウチョの食文化が都市に伝播して生まれた。味付けは基本的に塩のみだが、チミチュリと呼ばれるタレに浸す場合もある。wikiより